BizReach Designer Blog

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デザインの本棚 - ビズリーチのデザイナーが選ぶ今月の5冊 8月編

ビズリーチでは昨年の春から「デザインの力を高める年」と銘打って、デザイン戦略の取り組みを開始しました。「デザイナーが仕事を通じて成長できる機会と環境を、企業として約束する。」というデザイン戦略の要となる考えのもと、さまざまな取り組みを行なっています。

その取り組みの一つとして、デザイナーのキャリアと成長を支える「質の高いインプットの機会」を企業としてサポートするため、毎月、メンバーから寄せられるリクエストをもとに書籍を購入し、インプットに活用しています。

詳しくは下記をご覧ください。
質の高いインプットを目指して。ビズリーチオフィスに「デザイナーのための図書館」が誕生!

このシリーズでは、その書籍をメンバーのコメントと合わせて紹介していこうと思います。
気になる書籍があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。

アイデアスケッチ-アイデアを〈醸成〉するためのワークショップ実践ガイド

アイデアスケッチ - アイデアを〈醸成〉するためのワークショップ実践ガイド

本書では、IAMASで考案されたアイデアスケッチという手法を紹介しています。アイデアをブレインストーミングして活性化する手法で、図や実例を用いているので非常に理解しやすく、すぐに実践しやすくなっています。

私はスケッチには若干アレルギーを感じますが、絵の得意な人に意図的に下手に描くように促すなど、スケッチに苦手意識を抱いている方でも積極的に参加できるように設計されているので、実際に業務でも活用してみたいと感じました。

(フロントエンドエンジニア:深澤 誠矢)

アイデアの発見 - 杉山恒太郎が目撃した、世界を変えた広告50選

アイデアの発見 - 杉山恒太郎が目撃した、世界を変えた広告50選

この本は広告の傑作例を紹介しながら、人と人とのコミュニケーションの仕組みや、人は何に心を動かされるか、という原理を解説してくれます。

私が心に残ったのは、Appleの「Think different.」という広告です。「自分が世界を変えられると、本気で信じている人こそが、本当に世界を変えられるのだから」というフレーズが印象的で、このフレーズのかっこよさはどこにあるのかと、考えさせられました。 この広告でAppleは、“厄介者”といわれるような天才たちのためのツールを作っていると宣言しています。Apple自身の説明をするよりもAppleが愛する人々やものごとについて語ることで、人の想いが人の心を動かすように、広告が私たちの心を動かすのだと感じました。

(デザイナー:高木 晃)

IAシンキング

IAシンキング

IA(情報アーキテクチャ)について知識編と演習編の2つの構成で記載された、実践的に学べる一冊。文章も図もシンプルで洗練されており、まるで質の良い講義を受けているような感覚で学ぶことができます。

知識編をパラパラと読むだけで、IAの価値や手法を学ぶことができます。また演習編では回答例だけではなく、思考のプロセスが記載されており思考の流れを意識して理解できるのは実務にも役立つと感じました。

あとがきも面白いので、興味のある方は是非ご一読を。

(デザイナー:熊谷 慶人)

デザインってなんだろ?

デザインってなんだろ?

「デザイン」というテーマに絞った歴史探索ができる書籍。色・装飾・ロゴ・レイアウト・表現がどのような歴史を紡ぎ、連鎖してきたかが紹介されています。

現代は急速にコンピュータ化が進み、デザイン業界も例に漏れず影響を受けていると感じます。良くも悪くも“効率”や“スピード”が重視されるようなデジタルな世界になりつつある今だからこそ一度立ち止まり、アナログな世界の歴史を学ぶことで、新しい表現のあり方を探せるのではないかと感じる一冊でした。(右開き用と左開き用にデザインされたお洒落な小口も、一見の価値ありです。)

(デザイナー:古後 詩織)

デザインの色彩

デザインの色彩

デザインにおいてもっとも大事な要素の一つである「色彩」。

色の分類方法は代表的なものがいくつかあり、本書は日本色彩研究所の方法に基づいています。個人的な直感ではなく、物理・科学という理性の視点から詳しく分析し、色が引き出す感情効果はどのように機能するかきちんと説明されています。付録には338枚の小さな色紙が付いており、冊子中などに貼り付けて確認することができます。

本の厚さは薄いですが、中身が濃い一冊です。色彩理論への理解を深めたい人にはおすすめです。

(デザイナー:朱 秋樺)