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新卒2年目で研修を運営して気づいた 仕事の考え方、伝え方

こんにちは。新卒入社2年目、デザイナーの丁(てい)です。

今年4月に始まった新卒デザイナー研修が、約4ヶ月の全内容を終えました。今回は、研修の運営を担当した新卒2、3年目のメンバーが、運営を通じて学んだことを振り返ります。研修運営の参考にしていただけると嬉しいです。

デザイナー新卒研修の目的は?

今年の研修は、デザイン基礎をしっかり学ぶことでデザイナーとして成長の土台を作り、“入社3年後に第一線で活躍できる人材になるために、1stステップを築くこと”などを目的に行ないました。そして基礎を身につけるために、5つのカテゴリーのカリキュラムを用意しました。研修内容の詳細は「成長速度を促進させるデザイナー新卒研修 2018年度版」をご覧ください。

対談者紹介

写真左からリンダ、ていてい、アルル

林田 優哉(リンダ)新卒2年目

2017年入社。入社時に、今年の新卒研修のベースとなったカリキュラムを受講。
今年は運営側として主に、新卒社員や研修の講師にとって快適な環境づくりとコンテンツづくりを担当しました。

丁 未婷(ていてい)新卒2年目

2017年入社。リンダと同じく昨年の研修を受講し、今年は運営を担当。
受ける側の視点を取り入れて、今年の研修をアップグレードできるように注力しました。

鹿島 千尋(アルル)新卒3年目

2016年入社。昨年の新卒研修運営を担当。
今年の運営メンバーでは、唯一昨年の研修運営を知っている存在だったため、今年は、昨年の学びや研修の全体感を伝えるアドバイザーとして運営に参加しました。

自分たちで考え、みんなで創った研修

ていてい:
7月末に新卒研修が終わって、2週間くらい経ちました。振り返ってみてどうでしたか?アルルさんは去年の運営にも携わってました。

アルル:
そうだね。

去年は初めて、約4ヶ月に及ぶ大規模な研修に刷新をした年で。今年と同じように、新卒2年目の若手デザイナーと先輩のベテランデザイナーたちで運営していたんだけど、初めてのことばかりだったから、リーダーが決めた研修内容を運営メンバーがどうやって実現していくかに重点を置いていたんだけど。

今年は、去年のノウハウをベースにして、運営メンバーみんなで研修内容を考えて作っていけたのが、良かったな。この間研修内容についての記事でも書いていたように、社内のデザイナーに講師を担当してもらったりして、去年よりもビズリーチらしい取り組みを多く企画できたのは、今年らしかったね。

ていてい:
確かに、私も今年はビズリーチらしさが出ていたと思います。感覚と論理を結ぶデザインの考え方や、情報設計で重要なロジカルシンキングとか。常に目的思考を持ってデザインするカリキュラムになりましたよね。

アルルさんが振り返ってみて、今年の運営で苦労したことはありますか?

アルル:
運営メンバーのなかで、去年の運営を経験していたのは私だけだったから、はじめは去年やったことを伝えるだけでも苦労したかな。

みんな普段は違う部署で働いているし、チャットとかスプレッドシートにまとめた情報を見ただけだと、わかりにくいこともあったと思うんだよね。細かいニュアンスはできるだけ口頭で伝えたり、対面する時間をとったりもして。

ふたりはどうだった?

リンダ:
そうですね‥‥。

仕事の進め方とか、コミュニケーションについての学びはたくさんありましたね。

アルル:
リンダもていていも、仕事をお願いするときに目的が理解できなかったら、「どうしてですか?」って聞いてくれるのがよかったな。ふたりとも、仕事の進め方が提案型」に変わったよね。

リンダ:
はじめは、ふたりで判断できないことは、先輩に判断してもらえばいいかなと思ってました。

でも、アルルさんに相談するたび「リンダはどう思う?」って質問されて、「自分たちで考えなければいけないんだ」と気づいたことは、学びでした。

ていてい:
確かに、自分たちの提案と理由を伝えたうえで相談した方が、話が早く進むという学びは大きかったですね。それと、すべての仕事を抱えこむとパンクしちゃうので、全部をひとりでこなすのではなく、人に任せることも大切だと気づけましたね。

リンダ:
提案したりお願いしたりするスタンスはよかったね。マネージャーや他部署の人も相談すると、いつも快く引き受けてくれたし。みんな協力的で、ありがたかった。

アルル:
それは素敵だね。

ふたりが「どうしてですか?」って聞き返してくれるって話をしたけど、「〇〇してほしい」って言ったときって、なかなか意図どおりに伝わらないよね。オンラインのコミュニケーションだと、特に。

私は新卒3年目だけど、部署にデザイナーの後輩がいなくて、仕事を直接お願いしたり、任せる経験が少なくて。今回改めて、人に教える、任せる、伝えることの難しさを知って、私も勉強になりました。

昨年研修を受けたからこそできる運営を

アルル:
去年、自分たちが研修を受けた立場として、意識したことはあったかな?

リンダ:
自分たちが嬉しかったことを後輩にもしたい、と思ってましたね。

ビズリーチの新卒は、Slackにそれぞれ日報のチャンネルを作って毎日投稿しますよね。去年、自分たちの日報に先輩たちがリアクションしてくれたのが、嬉しかったんです。でも実際に今年、先輩としてやってみると、毎日欠かさず読んでリアクションしつづけるのは大変で、改めて先輩たちのすごさを感じました。

アルル:
やっぱり、そういう嬉しさは覚えてるよね。

リンダ:
そうですね。「見てくれてるんだ」って。

ていてい:
私が意識したのは、メンター制度ですね。去年は研修期間中にメンターがいなくて、悩みごとや困ったことの相談を誰にしたらいいかわからないことがあったんです。それで今年は、研修中からメンターをつけてみることにしました。「新卒2〜3年目くらいの年が近い先輩がメンターをしてくれたのは、安心感があった」という感想をもらったときは嬉しかったです。

研修運営に込めた、新卒だからこその想いと醍醐味

アルル:
研修の運営を任されたときは、どう思った?

リンダ:
頼まれて嬉しかったです。運営メンバーは、普段一緒に仕事する機会が少ない方々で、たくさん学びがあるだろうなぁって楽しみでしたね。ただ正直、こんなにハードだとは想像してなかったです(笑)。

ていてい:
私もリンダと同じです。信頼してもらえた感じがして嬉しかったです。

最初は軽い気持ちで引き受けたんですけど、何度も「大変だ」と感じたんです。そのとき、「去年運営してくれた先輩たちも、同じように大変だったんだなぁ」って気づきました。

それからは、恩返しの気持ちを込めて運営するようになりました。これは、ビズリーチの素晴らしいところだと思うし、ずっと受け継いでいきたいですね。けどやっぱり、研修を受ける側にいると、その気持ちはなかなか気づきにくいんですよね。

アルル:
「親になったら子育ての大変さがわかる」っていうのと一緒で、立場が変わったからこそ見えるものじゃないかな。見えないこととか体験していないことは分からなくて当然かなって。ただ、そういう風に気づけたのは、とてもいいことだよね。

ていてい:
そうですね。

後輩が「何も分からない」という前提で情報を伝えるべきというのも、学びでしたね。最初は「どうしてわかってくれないんだろう」ってネガティブにとらえてしまっていたけど、よく考えたら、去年の私もそうだったし。相手の立場に立って考えてみたら、意識が変わりました。

リンダ:
「恩返し」といえば、運営メンバーじゃない新卒2年目の同期もたくさん協力してくれました。デザイナー全体への呼びかけだったり、研修を受けている新卒に積極的に関わろうとしてくれたことが嬉しかったですね。

ていてい:
当事者意識だね!

アルル:
新卒2年目のデザイナーが運営を任されるのも、研修を受けたばかりでそういう当事者意識を新鮮にもっているからかな。去年自分が受けた研修を作ることで、自然と本気で取り組める仕組みになっていたよね。

ただ、研修を企画するのが若手だけだと、デザイナーに必要な教育とか、配属される部署にどんな人がほしいかはまだまだ理解しづらいはずで。だから、マネージャーやベテランのデザイナーを巻き込んで一緒に研修を作っていく。

普段業務で関わりが少ない人と議論するのはすごく面白いし、研修に携わるマネージャーが「こんなデザイナーに成長してほしい」って話しているのを、近くで聞けること自体にすごくメリットがあると思うな。その日から自分の行動も変わるしね。

リンダ:
研修運営の醍醐味ですよね。

研修は、会社が目指している方向性と密接に関係してますよね。なので、自然と視座の高いところから会社のことを理解できるようになると感じました。

いま会社が求めている人材の話や、研修にかかっている教育コストのようなリアルな話にも触れるじゃないですか。それは、会社の本気度を知る良い機会だったなぁと思います

終わりに

研修の運営という、普段とまったく違う仕事を通して、さまざまな学びが得られました。提案と理由を伝えてから質問をすること、ひとりで抱えこまずに人に任せること、相手の気持ちに立って考えること。普段の仕事も、よりスムーズに進められるようになりました。また、会社の方向性をさらに深く理解し、自分の行動につなげられるという醍醐味もあります。

前年度の研修を受けた新卒2年目が運営に参加することで、研修を受ける側の目線に立つことができ、研修を受けた経験を活かしたPDCAを回せる仕組みができています。

来年も新しい仲間をお待ちしています!一緒に最高の新卒研修を作っていきたいです!